須川崇志 JAZZ SECESSION TOKYO

2022-05-04(Wed)
Start : 07:30 PM

開場:19:00 / 開演:19:30

料金:¥3500

JAZZ SECESSION TOKYOについて
今から125年前に画家のグスタフ・クリムトによって結成された芸術家組織、VIENNA SECESSION(ウィーン分離派)にあやかりました。19世紀末の芸術表現は、音楽も美術も非常にエッジが効いています。既存の伝統からの「分離」で新しい表現をどんどん獲得しつつ、次の100年になる20世紀、そして現代の21世紀芸術の礎にもなりました。クリムトやシーレの絵、アルバン・ベルクの音楽はその代表格ですが、彼らが後世に残した素晴らしい作品に触れると、それを成し得た当時の努力や創造性に深い敬意の念を抱きます。現代の東京から発信されるJAZZ SECESSION TOKYOの音楽は、この分離派芸術にインスパイアされた須川崇志によって編成された全く新しいプロジェクト。卓越したエレクトロニクスサウンドの使い手でもあり、多彩な音楽性で幅広いシーンで活躍しているギタリスト細井徳太郎とトランペッターの石川広行。現役の音大生で、すでに抜群の耳の良さと圧倒的な独自の表現力を持つピアニストで作曲家の梅井美咲。この3人のミュージシャンに須川のベースとチェロが加わった多楽器カルテット編成。その一瞬を捉えた即興と構成された楽曲の数々、エレクトロニクスによる有形無形のサウンドスケープが、その場の空気と共に一つの物語のように流れてゆく。ライブでしか体験できない新たな表現を模索していく新しいプロジェクトです。

メンバー個別プロフィール
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須川崇志 / Takashi Sugawa(Bass, Cello)
群馬県伊勢崎市出身。11歳の頃にチェロを、18歳でジャズベースを始める。2006年にバークリー音楽大学を卒業。直後に移住したニューヨークで菊地雅章氏に師事。2009年に帰国後、辛島文雄トリオを経て日野皓正バンドに6年間在籍。2017年よりBanksia Trio(林正樹、石若駿)を主宰。2018年にデビューアルバム作品「Outgrowing」(Leo Genovese, Tom Rainey) を、2020, 21年にBanksia Trioで「Time Remembered」,「Ancient Blue」全3作のリーダーアルバムをリリースしている。

梅井美咲 / Misaki Umei (Piano)
2002年生まれ。4歳よりピアノ、6歳よりエレクトーン.作曲を始める。県立西宮高等学校音楽科作曲専攻を卒業。2018何度ヤマハ奨学金支援制度音楽奨学支援生。現在東京音楽大学作曲指揮専攻3年生。

細井徳太郎 / Tokutaro Hosoi (Guitar, Electronics)
1993年1月12日生まれ、群馬県伊勢崎市出身。高校バスケ部の引退直後に地元のロックバンドでギターを始める。大学卒業後上京し橋本信二氏に師事。ジャズや即興の演奏活動を始める。昨年作詞作曲歌唱を担当した1st EP『スカートになって』を発売。SMTK・石若駿・スガダイロー・芳垣安洋・大友良英・本日休演・秘密基地・七尾旅人など様々なアーティスト・バンドとのライブや録音の参加、自己のジャズバンド”DNA”, “Around trio+外山明”, 君島大空・瀬尾高志との”泥砂に金”や弾き語り、即興演奏などのライブを中心に活動中。

石川広行 / Hiroyuki Ishikawa (Trumpet, Electronics)
1984年3月17日北海道室蘭市生まれ。高校時代にジャズと出会う。高校卒業後に札幌での演奏活動を行った後、洗足学園音楽大学に入学。在学中にはバークリー音楽院にも留学した。洗足学園音楽大学を卒業後、都内各所で活動中。これまで原朋直氏、佛坂咲千生氏、タイガー大越氏、Hal Crook氏に師事する。これまでの主な参加バンドやプロジェクトは、象眠舎, Millennium Parade, 大橋トリオ & The Pretaporters, Blacksheep, octagon, 宮木謙介Big Band, 佐藤恭子リトルオーケストラ, 狭間美帆 NEO-SYMPHONIC JAZZ, 三木俊雄フロントページオーケストラ, 廣瀬真理子とPurple Haze等。

 

 

須川崇志 JAZZ SECESSION TOKYO

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